紀伊新庄駅には昭和南海地震の際に津波が及んだことを示す南海大地震津波潮位標がある
紀勢本線(きのくに線)の紀伊新庄駅にやって来た。
前回、橋谷のバス停から歩いてね。
■明光バスに乗って南和歌山医療センター前から橋谷へ!橋谷周辺を散策 | 逆寅次郎はタナトスを抑えられるか?
https://iine-y.com/bus/2991/
駅舎にはキツネと人間?文様があるが、何を示しているのかピンとこない。
調べたところ「紀の国トレイナート」の作品らしい。
ちょっと不思議な構造の構内跨線橋【木造駅舎カタログ】紀勢本線32/201 紀伊新庄駅 | 鉄道コラム | 鉄道チャンネル
https://tetsudo-ch.com/11815818.html
また「南海大地震津波潮位標」がある。
裏には 昭和二十一年十二月二十一日 とある。
この日付は、昭和南海地震の際、津波がここまで到達したというのを示しているのだろう。
ネットにpdfの資料「和歌山県内の津波碑」にもあった。
「和歌山県内の到達記録津波碑一覧」の箇所。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/011400/bousai/pamph/pamphlet_d/fil/jamstec_tsunamihi.pdf
10 南海大地震津浪潮位標 昭和 23 年 (1948) 新庄村 田辺市新庄町 472-2 新庄駅前 33.72101 135.40201 昭和南海地震
昭和南海地震の時に、紀伊新庄駅まで津波が来たのか…つまり。
次、南海大地震が来たら、この場所は危険だということ、すぐに立ち去らないといけないってことだね。
前回の記事で紹介した文里湾、津波のエネルギーが集まってしまいそうな感じはある。
駅舎の中に入る。
誰か弁当、捨てたな。よくないね。
駅の隣には「Dengie デンジー」というカフェがあった。
時間があれば行ってもよかったかな。
1958年から続いてる。すごいね。
ただ「熊野古道なかへち美術館」に向かうため、14時56分発の「道の駅奥熊野」行きのバスに乗る必要があったので。
カフェ休憩はせず、バスの時間まで、紀伊新庄駅の駅舎の中で小休憩した。
そして明光バスと龍神バスのバス停、紀伊新庄駅前へ。
85系統、熊野本宮線に乗って、熊野古道なかへち美術館を目指す。