逆寅次郎はタナトスを抑えられるか?

東京メトロ銀座線の稲荷町駅でソロ活!夜の街を徘徊して「らーめん 稲荷屋」で舌鼓

その日は上野の隣、稲荷町駅にやってきた。
「何か美味いものはないかな~」と、夜の街をブラブラ。

ひげおやじの店、スパゲティ美味そうだ。

鉄板焼TENJIN、一人で鉄板焼きか~カウンターあればいいんだけどね…。

「満月」という店のサムギョプサルセット、海鮮ねぎチーズチヂミ美味そうだけど、一人だと入りにくいかな…。

「朱家 餃子酒場」は餃子が美味そうね。

「中国料理 山久」は何かたたずまいに品がある。

「寄家」は暖簾がいい。

「稲荷町TAKAHASHI」は貸切、メニューだけ拝見。
難しい漢字があるな。「鰤柚子庵焼き」だろうか、どんな料理だろう。

焼肉ハウスチング、20時40分ぐらいだったから、さすがに閉店か…グーグルの情報だと、もっとラストオーダー遅かったような。

 

吉野家もあるね。

吉野家といえば「生娘をシャ〇漬け戦略」で今年、話題になったな。
そのマーケティングやるなら、にこるん(藤田ニコル)はキャスティングミスのような気もするけどな。

キャスティングといえば長渕剛、俺たちのキャスティングミス。

結局、ラーメンだ、吉野家がある通りに「らーめん稲荷屋」という店があった。


ソロの一人飯らしい夜飯だ。

券売機がメニューと兼用だね。
やっぱり左上の王道、「醤油」だ。

 

細麺と太麺が選べる場合、俺は太麺を必ず選ぶ。
なぜかって?
それはその、ラーメン屋のポテンシャル、実力を測るバロメーターになるからだ。

太麺であればあるほど、スープを浸透させるのが難しくなる。
もちもち食感を実現したいからと、加水率の高い麺を使用した場合、吸水力が弱いので、スープが麺に絡みにくくなる。
湯切りが甘い場合もだ。
その現象が起きやすいのは太麺だ。

昔、俺は友人が東京に遊びに来た時に「麺屋 武蔵」に連れていった。
武蔵のチャーシュー、肉塊は、俺は豪快で美味くて好きだったが、友人は食べ終わった後に外で「全然スープと絡まんやん」と吐き捨てた。

確かに武蔵は美味いが、店やメニューによってはスープと絡まないケースはある。
それは武蔵の麺が極太であり、もちもち感を実現するためにおそらく水分を多分に含んでしまっている高加水麺だろうからである。

つまり、ラーメンは太麺の方が難易度が高い、だから俺は太麺を選ぶ。
「スープと絡ませられるのかい?」と、店主に挑戦を叩きつけるかのように、食券を置いた。

そしてやってきた。

実はワンタン(250円)とチャーシュー(350円)と麺大盛り(100円)もトッピングでつけた。
だがいらなかったかな…デフォルトで、大きいチャーシューが1つ入ってるみたいだったし。

チャーシュー、臭みもなくて柔らかくて美味い。


今流行りの低温調理してるっぽい感じだ。焼き目がないからな。

太麺だよ確かに。

まずはスープだけ、美味い!
醤油の中に、色々な食材の旨味が混じっている、後味もスッキリ。
やろうと思えば完飲できるぐらい飲みやすい。

そして麺と一緒にすする・・・おお、ちゃんと絡んでるぞ、スープが!
いいラーメンだこれは、当たりだね。
近所にあれば2週間に1回ぐらい通うな。
それぐらい満足感がある。

 

ワンタンの断面も、肉厚。

 

お腹いっぱいで満足、宿泊していたホテルマイステイズ上野イーストに帰る。

今度はこの餃子屋台で一人飯するかな。
カウンター席はなさそうだけど。

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管理人:逆寅次郎
東京在住のアラフォーのおっさん。大学卒業後、出版業界とIT業界で、頑張ってサラリーマンを15年続けるも、他律的業務と人間関係のストレスでドロップアウト。日銭を稼ぎながらFIREを夢見る怠惰な人間。家に帰っても家族もおらず独り、定職にも就かずにプラプラしてるので「寅さんみたいだな…」と自覚し、「でもロマンスも起きないし、1年のうち誰とも喋らない日の方が多いなぁ」と、厳密には寅さんとはかけ離れている。だけど、寅さんに親近感があるので”逆寅次郎”として日々を過ごし、孤独な独身者でも人生を充実させる方法を模索しています。