環境保護を理由にホスピタリティを軽んじてもいいのか?
この日はホテルに泊まった。
「ヴィアイン名古屋新幹線口」だ。
ホテルの部屋はこんな感じ。
シングルルームA、素泊まり、当日に急遽予約、楽天の570円オフクーポンを使った。
それで5130円だった。お得だね。
テレビと机が離れてるから、テレビ観ながら作業するとかは難しいけどな。
シングルにしてはベッドも広い、ダブルベッドぐらいの大きさはあるんじゃないかな。
枕が1つしかないのもgoodだ。
ソロあるある4、ぐらいか、確か。
宿泊したホテルの部屋に、枕が2つあると寂しい気持ちになる
を、感じさせない。あらかじめ枕を1つにしてくれてるからな。
2つの枕があると、「なんだよ、どうせ1人なのになんで2個あるんだよ」みたいな気分になってちょっと鬱になる。
それを感じさせないのは有難いね。
部屋からの夜景、確か9階だったかな。
スターナゴヤの看板とかあるね。
JRゲートタワーホテルと、名古屋マリオットアソシアホテルも見える。高級ホテルだ。
どっちもJR系列?JR東海ホテルズが運営してるからな。
マリオットのブランドを借りてるのかな。
ヴィアインもそういやJR系列か。
まあ別に何でもいいけど。
そして、風呂。これはマイナスだった。
水圧、弱すぎ~!
写真だとわかりにくいかもだが、とにかく水圧が弱い。
実はこれは、蛇口をマックスにひねってる。
こんな都会なのに、なんで。
浴槽が満杯になるまで大体、20~30分ぐらいかかる、これでは。
たぶん、エコを推奨しているホテルだ。
「環境保護のためトイレットペーパーを使い切りになられるまで取り換えを行っておりません」みたいな標語があったんだからな。
それは別に、悪くないよ。
だが、でもエコやSDGsを推進したり、アピールするからといって、サービスを劣化させるってのは、いいのか?
水圧は全ての部屋かどうかはわからない。
俺の部屋だけだったかもしれないけど。
もし、全ての部屋がこの水圧だとしてら、絶対にクレームまではいかなくても、嫌味を言われる場合もあるんじゃないのか。
山奥とかなら仕方ないってなるけど、こんな都会で水圧が弱いってのは、何なんだ。
水資源を大切にしましょう、ってか?
その理念や活動は立派だと思うけど…本当にそうか?
固定費を抑えたい、が一番の理由だろうが。
それだとカッコ悪いから、環境問題とかを引き合いに出したりしてよ。
[B! 考え方] 人は「楽と感じる方法」しか選ばないことを前提に、仕組みを作らなければならない。
って話にもあったけどな。
宿泊客に「水を多く使われてしまう」「湯舟に水を満杯にされてしまう」ことを前提に、商売するべきだと思うぞ俺は。
物理的に水圧を弱くして「水が多く出ないようにする」ってのは、サービスの劣化だし、その程度のホスピタリティかい…って、思われちまうだろうよ。
まあ1泊5000円って安い方だし、あーだこーだ、言わないけど。
いや、もう言っちゃったか(笑)
とにかくだ、俺は本当に、嫌いだ。
「新型コロナウイルスの影響による宿泊客減に伴いまして、固定費削減のため水圧が弱めになっております。誠に申し訳ございませんが、よろしくお願いします」なら、まだ潔いいし、こっちも「そうだよなぁ、観光客も減ってるだろうし、協力しないとね」ってなるんだよ。
それを正直に言わずに、自らのサービスの劣化の原因を棚に上げ、やれ環境問題だの資源だの、耳障りのいい綺麗事のベールによって、自らのセコさを覆い隠す行為。
呆れて顎が外れるまではいかねえが、反笑いになっちまう。
そんなことやっても大抵、見透かされるし、リスペクトされねえぞ。
もちろん、全体的には悪くなかった。フロントの人々も丁寧だし、不満はない。
ベッドの寝心地もよかったし。
でも水道の水圧、この設備については、ダメだ。
ケチだし、卑怯だとも思った。
環境保護に取り組んでるホテルでも、水圧もちゃんとしているホテル、いくらでもあるよ。
ホテルのスタンスというか、理念、姿勢を見直して、リスペクトされるようになってほしいね。