小デブなのに香水をつけている後輩社員への違和感
昔、俺が会社員だった頃。
「小デブなのに香水をつけている」やつがいた。
そいつは後輩だったが、なんか気にくわなかった。
すれ違った時も挨拶とかしねえし。
なんていうか、俺がマクドナルドのチキンマックナゲットだとしたら、そいつは塩みたいなやつだった。
すごいはじかれる、全然絡まない感じ。
決して、バーベキューソースとかマスタードソースにはならないような存在よ。
部署は違っていたが、あまりいい評判は聞いたことがなかったから、俺のカンは当たってただろうな。
それよりも鼻につくっていうか、違和感ありまくりなことがあった。
「小デブなのに香水を付けている」ってことだ。
いや、最初に言ってたわ、二回同じこと言った(笑)
すげえ気になってた、俺は。
「何、色気づいてるのよ?」「その体形で、何?」とか聞いたら、モラハラとかパワハラになるから、聞けなかったけど。
俺も小デブだけど、わきまえている。
小デブとしての品格、振る舞いってのを。
だけど、そいつは完全に俺のような謙虚さも抜け落ちていたからよ、何か痛々しいっていうか、腹立たしいっていうか、すごい気になるんだよな。
この時点で、まあ俺の偏見もあるけれど、自分を客観視できていないナルシストであることがわかるよな。
自分を客観視できないやつは、俺の経験上、客観的な判断とか対応もできないから、人への配慮や思いやりもないやつである場合がある。
それが、部署内の悪い噂にも繋がってるんだと考えた。
自分に自信があり、自尊心が強いやつにありがちな、尊大な態度で人を見下すような話し方や態度で接してくる。
風の噂で俺同様、この後輩社員も会社を辞めていた。
香水ごときで、給料が上がったり、女性にモテたり、しないんだよ。
自分を激的に変えることはできない。
そんなものよりも、外見というフォルムによって評価されることが多いんだ。
だから一言俺は、「まず痩せろや!」って、そいつに言いたかったなぁ。