平成音楽の空気感
この前、2022年2月18日にドン・キホーテ西新井駅前店の地下1階で流れていた名曲まとめで紹介した、結城アイラの「A Promise」って曲。
この曲がすごく、30代40代の平成ノスタルジーを喚起するような気がしたので、そのノスタルジーの正体を探ってみた。
マイ・リトル・ラバー?感?いや違うか。
「真夜中のドア」感?
でも90年代ではないな。
5 真夜中のドア~Stay With Me/ 松原みき キュートな実力派新人:松原みきのデビュー曲として79年末に発表。それを収めた1stアルバム『POCKET PARK』が80年初頭に登場と、シティ・ポップ全盛の2つのディケイドを橋渡しした、シンボル的名曲。作編曲は当時売り出し中の林哲司。デヴィッド・フォスターに影響されたAORスタイルと、若い娘が大人の女性へと成長していく様を捉えた鮮烈さは、セールスチャートのアクション(最高位28位)以上の衝撃だった。カヴァー作品も多数存在している。
70/80年代シティ・ポップの名曲ベスト100 | 歌謡ポップスチャンネル
調べたらある人のツイートで古内東子の名前が出てた。
「A Promise」
前も言ったけど最近のアニメに使われる曲お洒落になったなー。
この曲のソロがお約束すぎる、ジャズで1番最初に弾くオルタードで笑った。結城アイラさんの曲を聴くとシティポップの流れを汲んだ90´sJpop、っていうかまさに古内東子さんって感じですよね。(笑)https://t.co/Nph0maPzo7
— けんけんぱっぱ (@tanpakuken) November 17, 2021
そうだ、近い、古内東子の雰囲気もまとってる。
「Peach Melba」って曲がいいんだよ。
三角関係の嫉妬心みたいなのをテーマにしてるのに、ビートがピーチメルバみたいに爽やか~。
鬼束ちひろとか柴田淳も好きだけど、なんかこういう「恋愛の悲哀がテーマなのに疾走感もある曲」みたいなのは、この曲しか知らない。
ミスチルの「Marshmallow day」もいいけど、疾走感あってリア充、って感じだ。
なんか話が逸れたが、90年代R&Bって何?
って思って、もう少し調べた。
いや、これは洋楽だな。
忍空のテーマ曲みたいな雰囲気もあるんだよ。
1995年リリース、鈴木結女の「輝きは君の中に」みたいな。
Birdの「BEATS」みたいな雰囲気もある。
1999年リリースだし。
けど、「SUNNY 強い気持ち・強い愛」みたいな雰囲気はないんだよ。
ここで紹介されている安室奈美恵とかの小室サウンドとか、久保田利伸とかの感じではない。
ビーイング系ともちょっと違う。
1996年の山下久美子の「手のひらの星屑」 感はある。
1997年の朝日美穂の「momotie」感はあるか…終盤の哀愁あるエレキギターの感じとか。
momotieはアコギだか、エレキの音入ってたかな。
買って聴き直すか。
1988年、90年代ではないけど岡村靖幸の「だいすき」感はあるな。
一番近いかもしれない。
「アクアマリンのままでいて」も1988年だったよな。
ICEの「CAN’TSTOP THE MUSIC」は、雰囲気ちょっと似てないか。
大江千里の「Rain」感もあるか。
結局、音楽の専門家ではないので、共通項はわからない。
ただ、シンセの音色に哀愁を乗せたようなメロディ、が平成音楽にはある気がする。
生涯独身者、および生涯独身者予備軍にも、人生のハイライトがあったはずだ。
その思い出を喚起する哀愁シンセの音色と歌声を聴いて、美化された過去の思い出を永遠回帰させる。
そんな時間も悪くないよね。
最後に1曲、これも哀愁シンセだ。
「LOUD-03」の「JUST BOOM」。
加藤晴彦が全盛期で、まだスキーをする人が大勢居た頃、アルペンだったかキスマークとかのCMで流れてたような。