キッズリターンの名シーン「マーちゃん、俺達もう終わっちゃったのかなぁ?」 「バカヤロー!まだ始まっちゃいねーよ」のアスキーアート
ストレスが溜まった時、松任谷由実じゃないけど、 ネガティブワードが頭の中でリフレインして気分が落ち込む時がある。
そんな時のマインドフルネスとして、高校時代に、グラウンドの隅に置かれていたウォータークーラーで水を飲んでいる時によく、校舎から漏れ聞こえてきていた吹奏楽部の演奏の音色を、頭の中にリフレインさせるようにしている。
一時的な現実逃避 ってやつ。
そんで学校のことを思い出したら、同時に「おーいバカ勉強してるか」という、北野武監督の映画「キッズリターン」のセリフを思い出した。
そしてその次の一言が、映画史上語り継がれる名言にもなったのね。
安藤政信と金子賢のやり取りだ。
「マーちゃん、俺達もう終わっちゃったのかなぁ?」
「バカヤロー!まだ始まっちゃいねーよ 」
この二人のやり取りがほんと、素晴らしい。
誰しも、抱いてる。
「俺たちもう終わっちゃったのかな」っていう諦念と、「まだ始まっちゃいねえよ」という希望が混在してる。
淡水と海水が混じり合う汽水域 みたいなもやっとした感情、リアリティあるよな。
そんな日々をずっと続けるんだけど、諦念の方に偏ったら、ニヒリズムに陥ったり、うつ状態になりそうなので、気を付けないとね。
京急大師線の小島新田駅の近くが、この映画のボクシングの練習シーンで利用されたみたいなので、行ってみたいな。
映画のテーマソング、久石譲の「 Kids Return」もいい。