大阪旅行でその日のうちに東京都内に戻る場合は何時まで滞在できる?「ジェットスター VS ぷらっとこだま」の滞在時間と価格を比較
2021年の4月21日、過去の話だが。
この日は本当に乗換に失敗したんだな。
「新幹線で帰ればよかった…」と、一瞬、後悔もした。
コロナ渦で終電が早くなっていることを想定できていなかったんだよな。
20時25分に関西国際空港を出発したジェットスターは、21時45分に成田空港に着いた。
到着ゲートから離れた場所に着陸したので、バスでゲートまで送迎してもらうことになったんだ。
この時点で、22時00分のエアポートバスに乗れなかった。
手ぶらで22時20分のバスに乗ろうとしたら「乗車券がいる」と言われた。
確かに、第3ターミナルから第2ターミナルまで歩いている途中かどこかに、バスの乗車券を販売していた。
自分はそれをスルーしたから、バス停まで行っても「乗車券がないと乗れません」と言われてしまった。
「ICでも乗車できないんですか?」と聞いたけど、ダメだった。
確かにホームページにも「座席定員制ですので、成田空港の各ターミナルビル内にある乗車券販売カウンターで時間指定の乗車券をご購入ください。」って書いてあるんだよなー。
ご乗車方法 | TYO-NRT【公式】│エアポートバス東京・成田
仕方なく、割高になるが、京成ライナーを利用して都内まで帰ることにしたのよ。
しかし、空港第2ビル駅の京成本線の窓口は、既に行列。
駅員さんに「これは並ばないと、22時33分の京成スカイライナーに乗れませんか?」と尋ねる。
「そうですね、もしくはオンラインで買っていただくことになります」と。
出発6分前、急いで京成スカイライナーのオンライン予約で、楽天ペイで支払おうとして…タッチの差で売り切れ。
この時点で、池袋方面の我が家には帰れないことが決まった…と、思った。
「なんてことだ…22時42分の通勤特急では、池袋までしか行けない…池袋で1泊するしかない」と覚悟を決めた。
池袋駅周辺で検索すると、直前プランで3600円の宿があったのは有難い。
しかしそれでも無用の出費だったので、財布が痛い。
「仕方ないな…」と思いつつ、通勤特急に乗り込む。
コロナ渦の時だったけど、大きいキャリーバッグを持った乗客が多数乗って、ぎゅうぎゅう詰めの車内。
自分もそうだけど、みんな我慢できないよね。
京成成田駅で、結構、降りてくれて、座席に余裕が生まれたのはよかった。
座席でパソコンを触りながら宿を予約。
「今日は池袋で1泊か~明日、仕事なのに」と、車内で落ち込んでいた。
この時はまだサラリーマンだったからな。
ふと、別の検索サイト、ジョルダン乗換案内で検索すると。
「あれ、最終の電車に乗れる?」ような結果が出てきた。
よくよく検索結果を調べると、わかったことがある。
「Yahoo!路線情報」で検索すると、日暮里駅23時54着の次、池袋駅行きの山手線は、0時10分を案内してるけど。
「ジョルダン 乗換案内」で検索すると、23時54分着の次として、23時58分の池袋行きを案内してくれた。
つまり、ヤフーの方は「4分で京成線のホームから、他社であるJRの山手線のホームまで乗り換えなんてできないよね?だから0時10分の方を案内してあげたのよ」という結果を提示したのに対し。
ジョルダンは「いけいける、4分あれば何とかなるでしょ」という話だ。
なるほど、これなら池袋から最終電車に乗れるぞ…コロナ渦で終電が繰り上がってるけど大丈夫だ!
公津の杜(こうづのもり)
京成臼井(けいせいうすい)
ユーカリが丘
志津
勝田台
京成大和田 ※京成本線通勤特急に乗っていたのでこの駅は停車しなかった。
京成津田沼 ※ちはら台方面?に乗り換える電車あった。
京成八幡(けいせいやわた)
京成高砂
青砥(あおと)
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知らない駅に止まりながら、日暮里駅を目指す。
日暮里駅で4分で、山手線に乗り換えることができれば、23時58分の電車にもし、乗ることができたら…。
池袋から自宅に向かう最終の終電に乗れる。
作戦を考えないといけない。
4分で京成線のホームから、山手線のホームを目指す。
まず距離の把握、そして京成線の最適な降車位置の把握だ。
日暮里駅の地図が要る。
JR東日本のホームページにあった。
京成電鉄のホームページにもあった。
一般電車専用ホームから、階段かエスカレーターで降りて、一気にJR改札に行く。
そして山手線の11番ホームを目指せばいい。
真っ先に降車する、でないとキャリーバッグを持った人達に行く手を阻まれるかもしれない。
距離は判らない、あきらめるしかない。
4分で、乗り換えしたら、宿代も浮くし、睡眠時間も少しは長めに確保できる。
しかしなんでケチってしまったんだろうか…ジェットスターは8000円だったが。
新幹線で東京⇔大阪間を移動するとなると、もっとお金がかかるから、飛行機にしたんだけど。
実際は、東京駅から成田空港までのバス代1000円が余分にかかるし。
南海難波駅から関西空港駅まで930円かかる。
そして20時25分の飛行機に乗ることになったから、なんばとか道頓堀とか心斎橋とか、大阪の中心部に滞在できる時間は18時ぐらいまでが限界なんだよな。
18時25分の南海難波駅発の急行に乗って、19時8分に着いたから。
18時38分の急行で、19時22分着でもよかったんだけど。
でもチェックインゲートは20時25分の30分前、19時55分ぐらいにはくぐっておいた方がいいから。
そうなると19時台の前半には、関西国際空港の第1ターミナルに着いておく必要があった。
これが新幹線だとどうよ。
のぞみとかは高いから除外して、ぷらっとこだまだ。
18時54分発がある。
ぷらっとこだま空席状況 | 京都 旅行をはじめ新幹線のお得なツアーはJR東海ツアーズ
新大阪駅に、18時54分まで行けばいい。
30分か。30分ぐらい、ぷらっとこだまの方が、大阪で滞在時間を長めに楽しめる。
そんで10700円。
この金額、関西国際空港に行くまでの南海電鉄の交通費とか、成田空港から京成電車に乗る交通費も含めて考えると。
1700円ぐらいか、たぶん。
飛行機がお得なのは。
ジェットスターは日によって価格がコロコロ変わるから、何とも言えないけど、俺のこのケースの場合は、2000円も差はなかった。
難しいところだがとにかく、結論を言おう。
・20時25分の飛行機で成田空港に着いた場合、東京都内に帰るのはリスキーである。
飛行機の着陸場所から到着ゲートまで、バスで移動する場合は結構、時間を要するんだよ。
・東京に戻る際、ジェットスターを利用しても、ぷらっとこだまを利用しても、東京都内に戻る場合、料金はあまり変わらない。(※)
※ただし、ジェットスターは価格が頻繁に変わるので、場合による。エアポートバスではなく京成電車で日暮里まで戻ると高くつくので、それも加味して計算する必要あり。
・どちらも大阪に滞在できるのは18時30分前後。ただし、移動はぷらっとこだまの方が新大阪駅なので楽。(※)
※大阪市内以外の、大阪の南部(堺市とか泉佐野市とか)を観光する場合は、関西国際空港の方が近い。
大阪旅行から東京に帰る時は、ぷらっとこだまも検討するのをおすすめする。
自分みたいに日暮里駅で4分で、ハラハラしながら乗換しないといけない羽目になるのは、嫌だろうよ。