東京に10年以上住んでるが三重県四日市市「博多JIRO」の胡麻とんこつ担々麺を超える担々麺はまだ見つかっていない
何年か前に来店した店なんだけど。
三重県四日市市で、美味すぎる担々麺を食べた。
人生で一番美味いと思ったラーメンが、三重県にあるなんてね。
お店の名前は「博多JIRO」っていう、三重なのに地域感を無視?
正直最初は、全然期待してなかった。
食べログとかでも、そんな名店に入ってるわけでもないし。
でも今は3.4以上になってるね。
まあ食べログの評価とかあんま気にしないけど。低くても美味い店あるし。
とにかく「四日市名物トンテキも飽きたな、ラーメン食うか~」みたいな、軽い気持ちで入った店。
けど、まさかね。
この店で超絶美味い、辛くない担々麺 を味わえるとは。
大体、濃厚を売りにしているラーメンとかつけ麺で、残念なのが。
味が濃すぎるがゆえに、ゼラチンみたいにスープが固まる問題がある。
そのゼラチンスープがすごく嫌なんだ。
ほんと、塩っ辛いゼリー食べてるみたいで、不愉快な味だったりするよね?
自分は濃厚大好き、濃厚魚介豚骨が大好き人間だけどよ。
そうじゃねえだろって。
極端に濃厚過ぎて、スープがゼリーに変質したり、麺とのバランスとか均衡を失っているのはダメだと思う。
単に尖らせただけでは美味い料理にはならないって話よ。
でも博多JIROの「胡麻とんこつ担々麺」(830円)は、違った。
単に濃厚、胡麻をたくさん入れてるだけじゃない。
濃厚だけど繊細。
カルボナーラみたいにクリーミー なんだけど、しつこくなくて。
濃厚なんだけど食べやすい。
胡麻の風味を尖らせてるようで、まろやかに細麺を包み込んでいる。
麦の風味や、スープの旨味も渾然一体となり、押し寄せてくる!
汁無し担担麺派の自分だけど。
この汁有り担担麺を超えるラーメンは、まだ出会ってない。
東京の赤坂とか、池袋とか、有名な担々麺の店とかも行ったけどね。
いや、担々麺、だけじゃないな。最初にも言ったけど。
ラーメンで一番。
「濃厚な旨味のMAX」が「くどさ」に変わる手前、ギリギリの境界線上にあるラーメン。
冷静と情熱のあいだ のラーメン。
近所にあれば週1ぐらいで行くのになぁ。
<採点>
一人でも入りやすい度:10
(カウンター席充実)
【住所】:〒510-0886 三重県四日市市日永東3丁目1−20