CoCo壱番屋で「チーズカレー(ビーフソース変更)」(833円+127円=960円)を食べてみた感想
今日、はてなブックマークで「「ココイチ」客足低調 年2回の値上げでも補えず」という記事がホットエントリーになっていた。
そのブコメで、ココイチをディスるコメントがたくさんあったので。
ココイチの名誉のためにも、ココイチの良さを伝えなければならない。
まずココイチは、あのカレーソースだ。
甘さと辛さのちょうどいい塩梅のソース、あのソースだけでも高いだなんて言ってはいけない。
企業秘密がテンコ盛り!カレーハウスCoCo壱番屋の工場に潜入、ついでに本当にカレーが好きか聞いてきた – ぐるなび みんなのごはん
https://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/g-mag/013099
の記事にもあるように、カレーソースに1週間の「寝かし」を行うという手間がかかっている。
あとココイチは、米がまあまあ美味い。
やたら松屋のカレーを持ち上げる輩もいたが、ココイチで出てくる米には艶があり、炊きムラもほとんどない。
松屋では店舗によっては「いつ炊いた米だよ、これはよ」という米が出てくる場合もたまにあるが。
ココイチでそんな経験をした人は少ないだろう。
そしてココイチの水、常に冷たい。必ず冷たい。
カレーに合う美味しい水を用意してくれている。
そんなわけでココイチを擁護する自分ではあるが。
「ビーフソース変更オプションを施したチーズカレー」が美味い、的なコメントを見たので。
さっそくCoCo壱番屋練馬区目白通店に行って、それを食べることにした。
ココイチは高いというが、サラダドリンクセット(税込290円)で、シーザーサラダとラッシーとか付けれるんだぞ。
ラッシー単品で250円とか300円取るインドカレー屋あるだろうよ。
だから高くない、ココイチは。
まあでも正直言うと、ココイチのラッシーは砂糖の甘味?みたいなのが強すぎて好みじゃないけどな。
もうちょい、人工的な砂糖的な甘味に頼るのではなくてだな、乳糖が醸し出す淡い甘味みたいなのが美味しいラッシーには必要だと思うのだけどね。
そんで、ブコメにもあったおすすめのチーズカレー、ビーフソース変更を注文。
チーズカレー | ココイチのメニュー | カレーハウスCoCo壱番屋
https://www.ichibanya.co.jp/menu/detail.html?id=1322
にあるように、チーズカレーは833円。ビーフソース変更が127円だから、合計960円。
うずら卵串フライ131円もトッピングして、1091円だ。
こんなに色々と頼んでも1381円よ。
確かにインドカレー屋なら、1500円ぐらいでカレー2種とナン、ラッシー付いて、タンドリーチキンも付けられる店もあるかもだけどよ。
ここいちはコンセントもあるし、漫画もある。なんか日向坂46とコラボしたキャンペーンなんかもやってる。
ホスピタリティがあるだろう?
「食ったら早く出ていきな」というお店だったら、わざわざコンセントや漫画を用意したりしないだろうよ。
そして思い出よ。
若い時に、ココイチの1300gカレーに、同級生と一緒に挑戦した思い出はないだろうか?
つまりココイチには、カレーだけを食べに来てるんじゃないんだよ。
あの日の思い出を、食べに来てるんだ。
カレーを咀嚼する中で、記憶を反芻してるんだよ。
そんで、チーズカレーのビーフカレーソース変更がやってきたが。
うん、美味いぞ、確かに。
ビーフカレーソースはこんなに美味かったのか、コクがある。
そもそもココイチのカレーソースは甘味と辛味のデュオ、二重奏が基本だが。
さらにチーズのコクが加わり三重奏となり、うずら卵串フライが加わると四重奏、カルテットだよ。
甘美なカレー・ソナタが口の中に広がる…。
これに1000円は高いだの何だの文句言うやつは食の歓びを解せぬ野蛮人だろう。腹が満たせれば何でもいいというヒューマンステージが低い人間。
しかし、なんだ…うぇ、ちょっとしつこいな。
終盤になると、コクが強すぎる感じがある。
ビーフソースで十分、コクがあるのに、チーズのコクを加えるとしんどい。
誰だよチーズがいいとか言ったやつは…これなら、スクランブルエッグとかトッピングした方がよかったよ。
まあ自分が年食ったせいもあるのかな…。
<採点>
一人でも入りやすい度:10
(カウンター席があるので)
【住所】:東京都練馬区豊玉北五丁目7番10号 練馬リカビル1階