神保町の町中華の名店「三幸園」でエビチャーハンと肉のうま煮を堪能
インスタで美味しそうな炒飯の写真を見かけた。
神保町の「三幸園」ってとこだ。
営業中が「営餃中」になってた。
このユーモアを自分は見落としてしまった…。
インスタで教えてくれた方がいたけど。
ダウンタウン世代だというのに。お笑い筋肉がかなり衰えてる。
もしくは食欲で頭がいっぱいで、ユーモアを解す理性や判断力や注意力を失っていたかもしれない。
ああ情けない。
来たのは平日の13時。
ほぼ満席。人気店なんだね。
まずはメニューを拝見。
チャーハンは確定だが、うーん。
エビチャーハン(900円)にするか。
そして「餃子の店 三幸園」とあるので、餃子をつけるのが王道だったのが。
なぜか「肉のうま煮」というメニューが気になったので、こちらを注文。
肉のうま煮は1400円と高いけどな…まあ全体的に安くは無いな。
でもまあ神保町だから仕方ないよね。
渋谷の「麗郷」も行ったことあるけど、まあまあの値段だったよなー。
■マツコの知らない世界 「パラパラ・しっとり論争はもう古い!チャーハンの世界」(2022年3月8日放送)で紹介されていた「麗郷」に行ってみた
そして炒飯を実食。
おー、ほどよい、美味い!
パラパラとしっとりのちょうどいいバランス、これは美味いぞ。
具材の椎茸だろうか、カットされたキノコがチャーハンの旨味を高めているような気がする。
このチャーハンが近所で食えたら最高だな…。
で、肉のうま煮が来ないな。
また俺の嫌いな現象が起きた。
いわゆる中華料理屋でよく起きる「おかずとメシのタイムラグ問題」だ。
餃子とチャーハンを一緒に食べたいのに、炒飯だけ先に来て、餃子が来なかったり。
逆に、餃子だけ先に来て、チャーハンが遅いとかな。
今回も肉のうま煮がなかなか来ない。
肉のうま煮をつつきながら、チャーハンをかきこみたいんよ。
まあでも人気店だから仕方ねえか…チャーハンが来てか7分前後かな、ようやく来た。
う、うま煮も美味いぞ。
野菜の不愉快な固さみたいなのが一切、ない。
柔らかく、角が取れた野菜たちのフィルハーモニーだ!
メインの豚肉も美味いが、野菜の方が感動したな。
かけられている餡は、甘すぎず、野菜たちを引き立てる指揮者として味をまとめている。
1400円と少しお高いが満足だ…まあ八宝菜でもよかった。
ただ、なんで俺の嫌いなキュウリ入れてるんやコラー!
3切れだけ、肉のうま煮の中にキュウリが入ってた。
キュウリは合わないんだよ。
全ての味がキュウリになってしまう。
特に自分は、キュウリを感じるセンサーがすごく強いので、キュウリが入っていると、その料理はもうだめになる。
ポテトサラダも、キュウリが入っていると無理だ。
しかし、そのキュウリの味さえも希薄化するぐらい、あんかけのおかげだろうか、他の具材にキュウリの味が侵食することなく、味わえたのはよかった。
野菜それぞれの個性を引き立てる餡だということ、キュウリに侵されることなくコーディングしてくれる作用が、この牛のうま煮の餡にはあるってことだね。
あと、肉のうま煮頼むなら、チャーハンじゃなくてご飯のほうが合うな。
バランスが悪い。
島田紳助と明石家さんまが共演してる感じ、片方でいいでしょ?
上着がドルチェ&ガッバーナで、下のパンツはシャネルのデカいロゴ入ってる感じだ。
チャーハンもうま煮もスター級なので、やはり名脇役を用意するべきだったな。
次は餃子だな。
あと、他の客が食べてた「ニラそば」がめちゃくちゃ美味そうだったな…ニラそば、餃子、チャーハンだぞ次は。
<採点>
■餃子の店 三幸園
【住所】:東京都千代田区神田神保町1-13
一人でも入りやすい度:10
(カウンター席あり)
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