逆寅次郎はタナトスを抑えられるか?

年末の帰省時に子ども部屋で見つけた大学生時代の本

実家に帰省した際、子ども部屋がかなり荒れていたので、掃除してみた。
そうすると、大学生時代に購入したと思われる本がチラホラ。

自分は「社会学」という学問を専攻していたんだけど、正直、つぶしが利く学部でもなかったかなぁ。
いやもちろん、大手マスコミに就職していた人は中にはいたよ。
でも自分みたいに、中小出版社に就職して、その後、年収300万円台で職場を転々と、キャリアダウンを繰り返して無職に至った身分としては、あんまりおすすめできない。

なんというか、ファイナルファンタジーでいう赤魔導士みたいな感じよ。
「学際系」「領域横断系」とかいうけど、なんか、色々な学問をつまみ食いして、結局、スペシャリスト的な知識が身に付けなかったんだよね。
そんな自分が集めてた本が、こんな感じ。

 

・這い上がり – 古市佳央
・フリーランスはじめてみましたが… – きたみりゅじ
・ベルナのしっぽ
・ヒューム社会学の基礎
・図書館と著作権
・労働の社会心理 - K・アージル
・電子メディア論 – 大澤真幸
・2010年の広告会社 – 植田正也
・特命リサーチ200X
・自民党改造プロジェクト650日 – 世耕弘成
・少子高齢化の未来学
・鉄道員 – 浅田次郎
・ハリー・ポッターの魔法ガイドブック – 七会 静
・MADE IN HEAVEN – 桜井亜美
・スピノザの生涯と精神 – リュカスコレルス
・抵抗する読者 フェミニストが読むアメリカ文化 – ジュディス・フェッタリー
・パソコン少年のコスモロジー
・FBI超能力捜査官 ジョー・マクモニーグル
・エンジョイ・パワーテニス 無敵のアメリカン打法ティーチングブック – 宮村宏
・編集バカとバカ編集者 – 坂崎靖司
・情報メディアの活用
・ネオリベ化する公共圏 壊滅する大学・市民社会からの自律
・環境心理学により生活のデザイン – A・メーラピアン
・死海文書の謎 – マイケル・ペイジェント、リチャード・リー
・フェビアン協会の研究
・2007年度版 業界別対策 一般常識 マスコミ
・メラニー・クライン トゥディ② 思索と人格病理 – E・B・スピリウス
・ひみつのグ印観光公司 – グレゴリ青山
・ホット・ゾーン – リチャード・フレストン
・洗脳ゲーム サブリミナル・マーケティング
・世界の中心で、愛をさけぶ
・文化帝国主義 – ジョン・トムリンソン
・メディアの軽業師たち マクルーハンで読み解く現代社会
・Itと呼ばれた子 – デイヴ・ヘルザー

 

色々あったけどね。
別にこれらの本を読んだからといって、社会に役に立つわけではない。
いや、社会に役に立つとか、つぶしが利くとか、そういう資本主義的価値尺度とか世間体みたいなものは別にどうでもいいんだけどね。
面白いか、楽しめるか、それで本を読むのだって、全然いいと思うよ。
でも親に高い学費出させて、今の体たらくはちょっと申し訳ないと思うこともあったりね。

何にせよ、暇になったから大学生時代に買った本も読み返そうかなぁ。

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管理人:逆寅次郎
東京在住のアラフォーのおっさん。大学卒業後、出版業界とIT業界で、頑張ってサラリーマンを15年続けるも、他律的業務と人間関係のストレスでドロップアウト。日銭を稼ぎながらFIREを夢見る怠惰な人間。家に帰っても家族もおらず独り、定職にも就かずにプラプラしてるので「寅さんみたいだな…」と自覚し、「でもロマンスも起きないし、1年のうち誰とも喋らない日の方が多いなぁ」と、厳密には寅さんとはかけ離れている。だけど、寅さんに親近感があるので”逆寅次郎”として日々を過ごし、孤独な独身者でも人生を充実させる方法を模索しています。